私はS&P500に連動する投資信託やETFを中心に購入しています。
理由は過去の実績と格差拡大によるものです。
有名投資家の方達はVTIをすすめる方が多いです。
それは米国全体に投資をした方が急成長企業を取りこぼすことがないという意見や、
インデックス投資は分散投資が基本なのでより幅広く分散させることが正解であるというものが多いです。
しかし、投資で重要なのは自分なりの意見や考えをしっかり持つことだと思います。
ここでは私の考えについて解説していきます。
過去の実績
上の図は月足で2011年から現在までのVOO(青)とVTI(橙)の比較になります。
両者にほぼ差はありませんが数%ほど差があります。
上の画像は私が経営している法人が行なっている投資信託の状況です。
S&P500(VOO)に連動する投資信託と全米株式(VTI)に連動するものを同じ期間に毎月同額積み立てています。
結果は8万円ほどS&P500に連動する方がリターンが大きいです。
400万円ほどの投資で8万円の差が出ているとなると、資産額が数千万円となればその差は見逃せない差になります。
この結果から私はS&P500に連動する投資信託やETFを中心に購入してます。
格差拡大は止められない
資本主義社会では格差の拡大が問題となっていますが、この問題はなかなか解決できません。
理由は格差拡大を是正しようとすると経済成長が停滞するからです。
増税などの経済政策で格差を是正を試みると富裕層の資産は減少し、さらに中間層以下の資産も減少してしまうのです。
これは個人だけでなく、企業にも当てはまります。
つまり現在、莫大な資産を保有している企業は今後はますます資産を拡大していきます。
法人税もタックスヘイブンや国家間の税制の違いなどを利用して納税逃れが可能です。
また、巨大企業は競争企業が現れたら買収して傘下に入れるという企業買収も止めることはできないでしょう。
したがって、巨大企業はますます成長していきます。
そうなれば、米国全体3800社に投資するVTIよりも米国企業の中でも時価総額が大きい500社に絞って投資をする方が長期的には利回りが大きくなると考えています。
もちろん、これは私の持論なので、VTIを薦めている投資家も多いことはわかっています。
一意見として参考にしてもらえればともいます。
投資は未来を読むことなので、それは誰にもできません。
そこで重要なのは、なぜそこに投資するのか自分の意見を持つことです。
そうでないと、結果が違ったときに修正ができません。
ぜひ、自分の意見を持って投資に挑んでください!!